貧乏人向け!10万円からの資産運用、その種類と特徴



確定拠出年金

 

 

確定拠出年金は老後に向けてお金を準備したい人にはお勧めの資産運用方法です。この種類ですが、企業が福利厚生として従業員に提供する「企業型」、個人が任意で加入する「個人型」があり、個人型は「iDeCo・イデコ」とも呼ばれています。

 

 

2017年1月から、401k個人型を活用することで、ほぼすべての現役世代が活用できるようになっています。401kは、アメリカ合衆国の内国歳入法の条文番号からきている名称で、従業員がお金を積み立てることに対する課税上の特典があるのです。

 

 

メリットは掛金が全額所得控除だという点です。全額が所得控除の対象となれば、掛金の年額に所得税と住民税率を掛けた分を再投資できます。期間が長くなりますから、累積金額が大きくなると、再投資の効率もアップすることになります。

 

 

手続きについても、会社員なら年末調整でできます。運用商品は、投資信託、預金、保険といった元本確保型も選択でき、複数商品を組み合わせることもできます。税金の優遇はおおいに魅力で、拠出時の掛金は全額所得控除、運用時の運用益も非課税で、受取時に「一時金」、「年金」、どちらを選択しても控除があります。

 

 

ただし、貯めたお金を引き出せるのは60歳以降であること、手数料がかかるなどのデメリットもあります。