貧乏人向け!10万円からの資産運用、その種類と特徴



資産運用のための準備

 

 

資産運用と聞くと、それはお金持ちのすることで、しかも難しそう、リスクもあって怖いと感じる人が多いかもしれませ。しかし、収入が殆ど増えないのに物価だけが確実に上がっている現在、「自分のお金にも働いてもらう」という考え、つまり資産運用をするという発想が求められるようになってきています。

 

 

資産運用に初めて挑戦するという人にもわかるように資産運用の方法、種類をお話していきましょう。収入が少なくてそんな余裕はない、若いころから始めていないので手遅れなどともと思うかもしれませんが、実は50代から始めてもけっして遅くはないのです。いつからでも少額で始められる資産運用について、ぜひ積極的に検討してみてください。

 

 

ただし、資産運用を始める前の準備もあります。準備もせずにいきなり資産運用を開始させるのは無謀です。自分の身の丈に合わないような無理な運用で失敗しては元も子もありません。

 

 

まずは、お金の整理整頓です。そして運用目標の設定、実行プラン検討となります。お金の整理整頓とは、自分のお金の状態を知ることです。資産は実際にいくらあるのか、その中で投資に回せるのはいくらなのか、しっかり把握することが必要です。実際には、保有している金融資産をすべて棚卸ししてリスト化します。

 

 

そして使う目的と時期ということで、短期、中期、長期資金の3つに分類します。生活費などの短期資金は、普通預金などで置いておきます。生活費の3~6か月分が目安です。現在の貯蓄額がその金額に満たないなら、投資をするのは控えた方がいいでしょう。

 

 

5年以内に使う予定の中期資金は、ネット定期や個人向け国債を利用して、少しでも高い利息を得るようにしましょう。そして、5年以上先に使う資金、使う目的の決まっていない長期資金こそが投資商品に回せるお金となります。